新NISAを始めようと思ったとき、
多くの人が最初に悩むのが
「オルカン(全世界株式)とS&P500、どっちを買えばいいの?」
という問題ではないでしょうか。
私自身も、30代のエンジニアとして
・長期投資を前提にしたい
・でも、失敗はしたくない
という気持ちで、かなり悩みました。
この記事では、
・オルカンとS&P500の違い
・それぞれのメリット・デメリット
・最終的に私がどう判断したか
を、初心者向けに分かりやすくまとめます。
「どちらかに決めきれない」という方の参考になれば嬉しいです。
▶ 新NISAは何から始めればいい?30代エンジニアの現実的な始め方
結論|オルカンとS&P500、両方買うのはアリ
結論から言うと、
オルカンとS&P500を両方買うのは「アリ」だと思っています。
理由は、
・性格の違う2つの商品を組み合わせられる
・精神的に安心しやすい
・どちらか一方に偏りすぎない
からです。
「どちらが正解か」を当てにいくより、
自分が続けやすい形を選ぶ方が大事だと感じました。
オルカンとS&P500の違いをざっくり整理
まずは、よく言われる違いを簡単に整理します。
| 項目 | オルカン | S&P500 |
|---|---|---|
| 投資対象 | 全世界 | 米国 |
| 分散性 | 高い | 低め |
| 成長性 | 安定 | 高め |
| 値動き | 比較的マイルド | 変動大きめ |
| 向いている人 | 安心感重視 | 成長重視 |
オルカンは「広く分散」、
S&P500は「米国集中で成長狙い」
というイメージです。
オルカンのメリット・デメリット
メリット
・1本で世界中に分散できる
・どの国が成長するかを考えなくていい
・値動きが比較的穏やか
デメリット
・爆発的な成長は期待しにくい
・米国が強い時期はS&P500に劣る
👉 「安心感はあるが地味」
という印象を持ちました。
S&P500のメリット・デメリット
メリット
・過去の実績が非常に強い
・米国の成長をダイレクトに享受できる
・長期では高いリターンが期待できる
デメリット
・米国一本足打法になる
・暴落時の値動きが大きい
👉 「リターンは魅力的だが、精神的にブレやすい」
と感じました。
どちらか一つに決めきれなかった理由
正直、どちらか一方に全振りするのは不安でした。
・オルカンだけだと成長が物足りない気がする
・S&P500だけだとリスクが高い気がする
この「どっちも少し不安」という感覚が、
私にとっては重要なサインでした。
私が「両方買う」を選んだ理由
そこで選んだのが、
オルカンとS&P500を組み合わせる方法です。
・オルカンで分散と安心感を確保
・S&P500で成長性を取りにいく
この形にすると、
値動きがあっても
「まあ、そういう時期もあるか」
と受け止めやすくなりました。
👉 精神的に続けやすい=長期投資で一番大事
割合はどう考えた?
割合については、
「これが正解」というものは無いと思っています。
私の場合は、
・S&P500多め
・オルカンはサブ
という考え方でスタートしました。
まずは無理のない配分で始めて、
あとから調整すればいいと考えています。
新NISAで選ぶならどうする?
新NISAは長期前提の制度なので、
・シンプル
・続けやすい
・迷いにくい
という点を重視しています。
その意味でも、
オルカン+S&P500の組み合わせは
初心者でも取り組みやすいと感じました。
初心者の方へ伝えたいこと
オルカンとS&P500の議論は、
どうしても「どっちが上か?」になりがちです。
でも実際には、
・続けられるか
・不安で投資をやめないか
の方が、ずっと重要だと思っています。
「完璧な正解」を探すより、
「納得できる選択」をする方が大切です。
まとめ|迷うなら「両方」でも問題ない
・オルカンは分散と安心感
・S&P500は成長性
・両方買うのは十分アリ
・続けやすさを最優先に考える
投資は短距離走ではなく、長距離走です。
自分が走り続けられる形を選ぶのが、
一番の正解だと思っています。

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